fc2ブログ

月別アーカイブ

 2009年04月 

有痛性外脛骨 バスケット 

12才 バスケット 男子

バスケの練習で運動量が増え、1ヶ月前から左の外頚骨が痛むようになりHPを見て来院。

歩行も困難で触ると痛いという症状です。

そして、今までの怪我は肉離れがあったようです。


初回は、回復力を上げる環境を作ってあげるため、全身の疲労を取り、局所も軽いマッサージを施し、
歩行が出来るまで痛みが回復。

部活・体育は中止を指示し、家での外脛骨用のマッサージを教えて初回は終えました。



2週間後の2回目では足首の靭帯が緩いことが見つかり、バンドで固定。

ジョグや軽いジャンプは痛みが無くなったので、全体練習には参加せず、個人でシュート練習を痛みが出ない範囲で行ってみるように指示。



3回目ではダッシュまで可能となる。
足首周辺の筋トレを教えて、全体練習にも復帰するように指示。



1週間後に試合を行うと、少し痛みが出るとメールで頂きました。


4回目に見ると下肢の筋肉はまだ細いので、筋の持久力が戻ってくれば試合を行っても痛みは
出なくなると伝えました。


この症例の場合の発生原因としては、肉離れの後遺症で下肢の筋肉が硬いままプレーしたため徐々に筋のバランスが崩れてきたことが原因ではないかと思います。


むらかみ予防医術研究所












スポンサーサイト