半月板損傷
44才 男性
2ヶ月前に重いものを持ち、立ち上がった瞬間に右膝を痛める。
整形外科のMRI検査で半月板損傷と診断され、リハビリを受けるも変化なく
HPで検索し来院。
症状)
・膝を伸ばす
・歩く
・捻る
動作でピリピリ、ズキズキ痛む。
初回
2ヶ月間足を引きずりながらの歩行でしたので、体の歪みがひどく、歪みを取り除いた後
膝の施術に入りました。
膝の捻れ(大腿骨と脛骨)を正しい位置に矯正し、硬く縮んだハムストリングスを緩めて歩いてもらうと足を引きずることなく歩けるようになりました。
2回目
1週間後に来院し、歩行で痛みはほとんどないが、
立ち上がる時にお皿の下がキリキリし、膝がすぐに伸びない。
膝蓋靭帯の緩みの施術とハムストリングスを緩め、痛みは90パーセントほど取れる
「仕事でかばうことなく動けるようになったので、うれしいです。ウォーキングは出来ましたが、健康を維持したいので、今度はランニングをしてみます。」
最後に筋肉を緩める自己療法を教え、終了としました。
3回目
3週間後に来院し、ランニング中に膝の内側が痛む時があるとのことでしたので、外で走ってもらいました。
検査をしていくと、内側の靭帯にズレがあったので施術して走ってもらうと痛みは解消されました。
その後ランニングしてもらっても痛みが出ないことを確認し終了しました。
むらかみ予防医術研究所
オスグッド 男子
2007.04.02 Monday
男子 オスグッド
オスグッド(成長痛み)の原因
今日、成長痛(オスグッド)で、男の子がお母さんと来院しました。
膝が痛くて整形外科でレントゲン検査を受け、
「骨には異常がないからシップ貼っとけば治ります。」
と言われたが一向によくならなかったので、当院に来院したそうです。
子供が膝に痛みが出る場合、病院では
「骨には異常がない」と言われる場合と
「骨の成長痛なので成長が止まるまで仕方がないですね」と言われる場合が
あります。
どちらの場合でも湿布がでて、安静にしてください、ぐらいのことしかしてくれません。
病院ではオスグッド(成長痛)を治すことは出来ないんです。
上記のように原因は骨だと思っているからです。
当然治りません。
オスグッド(成長痛)の原因は体の歪みと筋肉の緊張なんです。
安静にしていても治らないのです。
そのまま、運動をやめてしまう子供もいます。
それでは、体の歪みと膝の痛みについて説明していきます。
膝の痛みは、ほとんどは、まず片足だけに症状が出ると思います。
片足だけに痛みが出ると言うことは、体に歪みがあり、一方の足に負担がかかりながら
運動しているということです。
上向きになって手の長さや足の長さを比べてみてください。
おそらく左右の違いがあるはずです。
ですからまずは体の歪みを整えることから治療は始まります。
体の歪みがあると、疲れが回復しづらい体になってしまいます。
寝ていてもリラックスしてないので、寝た気がしません。
そして、そのまま運動すれば、疲れがとれないまま筋肉はまた働くので、更に疲労します。
体の歪みを取るとその日は「すごくよく寝られた 」という感想をよく聞きます。
むらかみ予防医術研究所
オスグッド 13歳 男子
2007.02.28 Wednesday
13才 男子 オスグッド
2年前から膝が痛かったが、最近の厳しい練習(バスケットボール )でさらに
痛みが悪化し来院。
初回 体全体も歪みがひどく、まず全身の歪みを取ってから膝の施術に移る。
体が大きいが、筋肉はまだ弱く、厳しい練習で大腿四頭筋(ももの前の筋肉)が
異常に硬くなっている。
筋肉をゆるめて、膝のズレを整えると、膝を曲げる状態の痛みはほぼなくなる。
まだ、走ると痛みが残っているので、自己療法を教えて、練習は1週間中止にした。
2回目 膝を曲げると少し痛みが戻っていたが、施術するとその場で痛みはなくなる。
まだ、筋肉は大分硬い。聞くとあまり自己療法はしていなかった様子。
スポーツ選手は自分の体を守るためにはリハビリはきちんとやろう 。
3回目 膝を曲げる時の痛みはなく、軽く走れるようになる。
4回目 ダッシュ しても痛みがないため、練習を再開し、終了とした。
解説) オスグッドは、
ジャンプ系(バスケやバレー)や,走る競技(サッカー、テニス)に多く見られます。
要するに、ももの筋肉を酷使するスポーツに多いというわけです。
むらかみ予防医術研究所
腱鞘炎 38才 女性
2007.02.13 Tuesday
38才 女性 (腱鞘炎)
美容師の方で、1年ぐらい手首の痛みで苦しんでいました。
整形、整骨院と様々なところに通院したようですが、痛みは変わらなかったので
来院しました。
手首を回したり、手首を返すと痛み、ハサミを持っても痛く、
痛みを感じるようになってから時間がたっているので、肩まで痛いようです。
手首、肘、肩を動かすと、関節がズレている症状がまずあったので、ズレを元に戻し、
動かしてもらうと、手首、肘の動きは痛みはほとんど無くなりました。
「あれ、なんで、なんで痛くないよー、どうして?」
「手首と肘を動かすときに関節がズレていたんですよ。
動かすときだけ数ミリずれるので、レントゲンではわからないんです。
そして、これが根本的に治す自然形体療法なんですよ。」
「へー、不思議ですねー。」
肩の方はは筋肉の緊張がひどかったので、緩めていくと少し違和感が残る程度
になりました。
2回目では少し筋肉痛のような痛みがあるとのことなので、施術するとその場でなくなりました。
「痛くなったらまた来ます」と喜んで帰っていきました。
解説)
腱鞘炎で手術する方もいますが、手術する必要なく短期間で痛みはなくなっていきます。
むらかみ予防医術研究所
変形性膝関節症 81歳 女性
2007.03.28 Wednesday
81才 女性 変形性膝関節症
3年前から膝が痛く、歩いても痛くて、長く歩けないので
あまり外出しなくなってしまった。
しかし、友人の紹介で治るからと言われ、来院しました。
膝を見せてもらうと、湿布とサポーターで固められていたので
「これでは筋肉も硬くなってしまい、膝も曲げられないので、
正座もますますできなくなりますよ。」とお伝えしました。
「でもサポーターしないと怖くて歩けないんですよ。」
「それではサポーターしないでも歩けるようにしていきましょう。」
といいながら、硬く緊張した筋肉を、大腿からふくらはぎまで
自然形体独自の方法で和らげていきました。
これで歩いてもらうと、痛みがほとんど無くなっていました。
正座については自己療法をお教えしました。
2回目の施術では、
歩くときの痛みは、痛みが半分戻ったようですが、
正座は、自分でもだいぶ自己療法をしたらしく、かなり曲げられるように
なっていました。
まだ不安があるとのことなので、サポーターは2回目までしていましたが、
3回目の施術時にはもうなくても歩けるから大丈夫とのことでした。
3年前からの膝の痛みも5回の施術でほとんど無くなっていたので、終了としました。
解説)
変形性膝関節症は、
一般的には骨の変形で軟骨がすり減って、痛みが出るといわれ、
あきらめている人が多い病気です。
しかし、骨には神経がかよってないので骨自体が痛むことはありません。
筋肉の緊張、関節のズレによっての痛みがほとんどです。
常識だと思われていたことが、実は間違っている一例ですね。
外見上、変形がほとんど無く、原因が関節のズレがメインでしたので数回で治りました。
しかし、変形性膝関節は原因が筋肉の場合は、平均では3ヶ月ほどかかっています。
むらかみ予防医術研究所
肘の痛み 43歳 男性
2007.03.24 Saturday
43才 男性 ゴルフ肘
昨年夏頃ゴルフをしてから肘が痛む。
検査では、手の長さも2センチぐらい左右差があり、まずは体の歪みを取る施術をはじめる。
歪みが取れた後、手に力を入れて痛みを確かめてもらうと
「あれっ、もう痛くない」「えっ、本当に!」
その後、肘の筋肉を緩め、痛みは完全になくなりました。
解説)問診では忘れていたようですが、肘が痛くなる前にかなり背中を痛めていたようです。
このように肘に限らず、痛い場所と原因が違うところにあることもあります。
むらかみ予防医術研究所
尾骨の痛み 37歳 女性
2007.02.16 Friday
37才 女性 尾骨の痛み
階段から降りる時に転倒し、お尻を強打する。
病院に行っても「骨には異常がないから大丈夫だよ」といわれ、
鎮痛剤を飲んでいたが、2週間たっても痛いので来院。
座ると痛い、立ち上がると痛い、仰向けで寝ると痛い、 という症状です。
体全体もかなり歪んでいたので、まずは体の歪みを整え、自然形体独自の
尾てい骨の痛みをとる○○法を使う。
施術時間2,3分後に、もう一度痛い動作をしてもらうと、
「あれ、大丈夫です。座っても痛くないです。」
「薬はもう飲まなくていんですか?」
と不思議な顔をしてお帰りになりました。
むらかみ予防医術研究所
脊柱管狭窄症 63才 男性
2007.02.22 Thursday
63才 男性 脊柱管狭窄症|
1年ぐらい前から歩くと、お尻から足首までしびれる。
病院では「他の治療やってみて駄目なら手術だね。」と言われ、他の方法で治そうと来院。
「先生、寝ているとしびれないが、立って20秒ぐらい歩くと駄目なんだよ」
脊柱管狭窄症は背骨の歪みが原因なので、歪みを取って1、2分ぐらい歩いてもらうと
しびれは無くなっていました。
「おかしいなー」と不思議な様子で帰られましたが、筋肉の緊張もそれほどひどくなく
歪みが治りやすかったので、しびれも消失しました。
むらかみ予防医術研究所
腰の痛み 41歳 女性
41歳 主婦
お産をしてからは1年間痛くてまともに歩けなく、その後も慢性的に腰が痛かったが、
10日前から鋭い痛みがでで、来院する。
症状)
・10日ぐらい前から何もしなくても痛い
・特に座ると腰から太ももにかけて痛い
・前かがみで腰から臀部にかけて痛い
治療)
この痛みの原因は
・骨盤(仙腸関節)の靭帯の緩み
・それに伴う骨盤の歪み
でした。
骨盤の歪みを整え、靭帯の緩みを固定しその場で痛みが消える。
1週間後にチェックするが、もう痛みはないということなので治癒とする。
解説)
お産で骨盤の靭帯が緩み、骨盤がかなり歪んでしまい腰痛だけでなく、首、肩が痛くなることもあります。
むらかみ予防医術研究所
股関節症 75才 女性
2007.04.02 Monday
75才 女性
10年ぐらい前よりレントゲン検査で変形性両股関節症と診断される。
15分くらい歩くと股関節が痛み、階段を上るときに膝が痛む。
全身の歪みがあるので、まず歪みを取り、股関節周辺の硬くなった筋肉を緩めました。
(自然形体療法では強く揉むという療法ではないので、痛みはありません)
また、膝の痛みは筋肉の緊張はなく、動かした時だけ、関節にズレが生じることが痛みの
原因だったので、動作転位法でその痛みは無くなりました。
2回目の施術では股関節を曲げる角度が広がり、歩幅も広がり、綺麗な歩き方になってきました。
3回目の施術では、30分ぐらいの歩行は、痛まなくなってきました。
徐々に歩行距離が伸びてきたようです。
4回目の施術は2週間後に行いましたが、杖なしで歩行できるようになり、
日常生活では痛みの出ることはないようなので、終了としました。
また、旅行ができるといって喜んで帰っていきました。
よくなると、すぐに長距離を歩いて、元に戻ってしまう人がいますが、
変形性股関節症の原因は筋肉なので、急に筋肉を疲労させてしまったら、
痛くなるのは当たり前です。
徐々に歩きましょう。
解説)
変形性股関節症はどうしてもかばって歩いてしまうため、膝や腰の痛みが合併して
しまうことがよくあります。
膝、腰も治療して治さないと股関節も治っていきません。
この患者さんは年齢のわりには筋力がありましたので、3週間ほどで回復しました。
筋力がある人ほど早く治っていきます。
一般的には70歳ぐらいでの変形股関節症は症状にもよりますが、半年位かかっています。
むらかみ予防医術研究所
- | HOME |