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カテゴリー  [変形性膝関節症 ]

変形性膝関節症 81歳 女性 

2007.03.28 Wednesday

81才 女性  変形性膝関節症

3年前から膝が痛く、歩いても痛くて、長く歩けないので
あまり外出しなくなってしまった。

しかし、友人の紹介で治るからと言われ、来院しました。

膝を見せてもらうと、湿布とサポーターで固められていたので
「これでは筋肉も硬くなってしまい、膝も曲げられないので、
 正座もますますできなくなりますよ。」とお伝えしました。

「でもサポーターしないと怖くて歩けないんですよ。」

「それではサポーターしないでも歩けるようにしていきましょう。」
といいながら、硬く緊張した筋肉を、大腿からふくらはぎまで
自然形体独自の方法で和らげていきました。

これで歩いてもらうと、痛みがほとんど無くなっていました。
正座については自己療法をお教えしました。

2回目の施術では、
歩くときの痛みは、痛みが半分戻ったようですが、
正座は、自分でもだいぶ自己療法をしたらしく、かなり曲げられるように
なっていました。

まだ不安があるとのことなので、サポーターは2回目までしていましたが、
3回目の施術時にはもうなくても歩けるから大丈夫とのことでした。

3年前からの膝の痛みも5回の施術でほとんど無くなっていたので、終了としました。

解説)
変形性膝関節症は、
一般的には骨の変形で軟骨がすり減って、痛みが出るといわれ、
あきらめている人が多い病気です。
しかし、骨には神経がかよってないので骨自体が痛むことはありません。
筋肉の緊張、関節のズレによっての痛みがほとんどです。
常識だと思われていたことが、実は間違っている一例ですね。

外見上、変形がほとんど無く、原因が関節のズレがメインでしたので数回で治りました。
しかし、変形性膝関節は原因が筋肉の場合は、平均では3ヶ月ほどかかっています。

むらかみ予防医術研究所

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